数値を四捨五入させる、切り上げる、切り捨てる
数値の計算などをして、小数点が入る数値になったけど結果としては正数だけ欲しいんだよなあという事はあります。
まあ、そういうときはINT関数を使うのもアリですが、四捨五入して正数化したいときもあります。
また、単純にそういうことでは無く四捨五入化したい、何桁目以下を切り捨てて表示させたい、切り上げて表示させたい
そんな時に使える関数です。
まず四捨五入
これはROUND関数を使います。
例えば16という値を四捨五入したいとき
100値で四捨五入すれば0です。
20の値で四捨五入すれば20です。
ここではa2セルに16と書かれている値を20にしたい時の式を書きます。
=ROUND(A2,-1)
これで、一桁目の数値は四捨五入で切り上げられ、20になります。
次は切り上げる方法
11だろうが19だろうがとりあえず10を1でも超えてれば切り上げて20!としたい場合
=ROUNDUP(A2,-1)
次は19以下なら問答無用で10へ端数切り下げという場合
=ROUNDDOWN(A2,-1)
これで切り上げ、切り下げが出来ます。
数値と四捨五入、切り捨て、切り上げのサンプル
で、四捨五入で難しいのが桁数です
=ROUND(セル番号,桁数)
と書くのですが、セル番号はともかく桁数が面倒くさい。
ざっくりと書きますと
千の位以下を四捨五入 … -3
百の位以下を四捨五入 … -2
十の位以下を四捨五入 … -1
一の位以下を四捨五入 … 0
小数点第一位以下を四捨五入 … 1
小数点第二位以下を四捨五入 … 2
小数点第三位以下を四捨五入 … 3
小数点第四位以下を四捨五入 … 4
という書き方になります。
うーん、わかりやすい…かな?
正直この辺の概念は、私のおつむではパッと見分かりづらいかなーと思います。
この式はExcel、KINGSOFTスプレッドシート、Googleスプレッドシート共通で使えました
OpenOffice calcのみ
=ROUND(セル番号;桁数)
となります。カンマがセミコロンになってるだけですね。